黒柴犬まろん アレルギー性皮膚炎(1)
まろんは7才からアレルギー性皮膚炎を発症しました。
なかなか手ごわい相手・・・長い間、私もまろんもつらかったです。
まろんが身体を掻く姿につい怒ったり・・・怒る自分を責めたり・・・
ステロイドの長期使用による副作用が心配で他に良い治療法はないかと、不安を抱えながら模索しました。
やっと手探りで上手に付き合う方法を見つけ、今では軽いアトピー体質にまで良くなりました。
目次
アレルギー性皮膚炎とは?
病状
アトピー性皮膚炎の多くは、若齢犬に発症します。主な症状は激しいかゆみや皮膚の赤みなどで、それらが眼や口の周り、耳、脇の下、お腹、足の先端などに起こります。慢性化すると、皮膚があれて湿疹が見られるようになり、膿皮症や脂漏性皮膚炎などの二次的な皮膚疾患を引き起こします。また、外耳炎や結膜炎などの合併症を引き起こす場合もあります。アトピー性皮膚炎のほかに犬のアレルギー性皮膚炎の代表的なものとして、ノミアレルギー性皮膚炎があります。ノミアレルギー性皮膚炎では、背中から腰、尾のつけ根など、ノミにかまれやすい部位にかけて、脱毛や赤い発疹(ブツブツ)が見られます。
http://www.petwell.jp/disease/dog/atopi.html
まろんの場合
7才から発症
ずっと普通に元気でした。てんかんはあったけど。
今から11年前に首を掻いてハゲてしまったのが始まりでした。
お尻もかゆくなり、お尻もはげました・・
まろん7才のことです。獣医さんに行くとアトピー性皮膚炎は若い時に発症するので一時的な皮膚炎ではないか?とのお話でした。
とりあえず、抗アレルギー薬とステロイドを5日分もらって治りました。
しかし、1ヶ月もするとまた首を掻き始め、お腹も舐めるようになり赤くなってしまいました。
ただ、ハゲるほどではなかったので、悪化すれば病院に行く対処療法という感じで1年くらい過ぎていきました。
8才から悪化
シャンプー療法の始まり
8才前後から悪化してきました。首を掻いてはハゲ、お腹付近は真っ赤、耳の中まで痒くなり始め、明らかにアトピー性皮膚炎を患っている風貌になりました。
この時から私の悩みが大きくなっていきました。アトピー性皮膚炎と同時にてんかんを持っていたので、まろんを見るのが正直辛いし、いつてんかんがおこるのかと心配な毎日を過ごすようになりました。
まだ子供が小さく、満足にまろんを可愛がっていないのが原因なのか?と自責の気持ちもありました。
脂漏症を併発
続発性脂漏症の症状には、皮膚がベタッと脂っぽく、体臭が強くなるもの(油性)と、皮膚が乾燥して異常にフケが増えるもの(乾性)があります。脂漏症がほかの皮膚炎によって起こっている、あるいは、ほかの皮膚炎を併発している場合は、脱毛や発疹などが見られることもあります。
まろんの背中にふけが出て脂っぽく触るとベタベタしていました。
病院に行くとアトピー性皮膚炎と併発しやすい、脂漏症と言われました。
病院からはビルバック社のビルバゾイルシャンプーとヒュミラックのコンディショナーを薦められました。
シャンプーごときに効果があるのか?と疑っていた私でしたが、ちゃんと効果あるんだ!!と目から涙状態でした。
3000円前後と高いシャンプーでしたが、わかりやすく効果がありました。
このシャンプーを使うことでアトピー性皮膚炎にも効果が出てきました。
《使い方》
- 3日に1度のシャンプー
- シャンプーをつけたまま5分ほど放置
- シャンプーを洗い流した後、コンディショナーを適量お湯に混ぜて身体にかける。スプレーでも大丈夫。
- 現在は10日に1度のシャンプーをしています。
↓これです
↓待ってるまろん『いつまでまたせるのよ~』
食事療法
獣医さんから食物アレルギーの可能性もあるため、検査をするかと聞かれましたが、
まろんがあまりにも診察台で暴れたため、断念・・・
暴れながら診察台から飛び降りるのをキャッチ!!そのまま落下していたら入院だよ・・・
昔からですが、病院が本当に苦手です。病院に入るとアノの太い声でずーーーと吠えるため(笑)診察カードを提出するとお外で待つ私とまろん。
柴犬はとくに!特に病院嫌いみたいです!!(先生談)
先生にはアレルギー物質を除去しながら特定していく消去方法を取っていきましょう、と言われました。
私ができることとして、まずアレルギー用のフードに代えました。鶏肉やラム肉などを選んで食べさせましたが、鶏肉だとアレルギーがないのか?ラムだと調子が良いのか、正直、よく分かりませんでした。どの食材でも特に良くも悪くもなりませんでした。
まとめ
まずは、シャンプー療法と一時的なステロイドとアレルギー用フードの3点セットで落ち着いていきました。
↓シャンプーは好きでも嫌いでもないっす