黒柴犬まろん アレルギー性皮膚炎(3)
14才から現在
膀胱炎(つづき)
食事療法を始める前にレントゲンで結石を調べました。獣医さんからストロバイト結石の可能性は捨てきれないと言われ、PHコントロールのフードを与え初めました。半年ほど経ってから再度レントゲンで調べてみると結石は見つかりませんでした。
しかし、相変わらず膀胱炎にはなっていたためストロバイト結石ではなかった‥ようです。
膀胱炎の原因はよく分からない・・・との診断になりました。
この時、ふと、なんだか、私の緊張の糸が切れたように思います。
結局、分からないことばかりじゃん・・・・
膀胱炎で困ること
膀胱炎で困るのは、突然おしっこをしてしまうことです。
年齢的なことも重なって、寝ていた自分の布団でおもらし・・・・
しかも、すっごく臭い・・・
若い時は、『おしっこに行きたい!!』と玄関まで自分で行ってアピールしていたのに、今では我慢ができなくなっています。
それがいつ起きるか分からないので困ったものです。
元気な時は、ほとんど家でしません。
2~3ヶ月に数回は『ぎゃーーー!!臭い!』と騒ぎになる我が家です。
まろんの布団にはペットシーツが欠かせません。
しかし、膀胱炎で体調が悪そうには見えなく、普通に元気なのが救いです。
しかし、なぜ2~3ヶ月のサイクルなのかわかりません・・・
治療方針を変えるきっかけ
膀胱炎の理由が分からない・・・
アトピー性皮膚炎で飲むステロイドなのか?加齢なのか?それとも別の病気なのか?
ステロイドが原因だと明らかになっていれば、別の合う薬を探さなければいけない‥と、ヤキモキしていました。
そんな時、新しく担当になった獣医さんが言った言葉が病気との向き合い方を変えていきました。
「まろんは痒みで寝れないことはないですか?」
「飼い主さんもまろんが気になって寝れないことはないですか?」と。
「多少、気にはなりますが大丈夫です。」と私。
「あまり真剣になりすぎず、痒みを軽減させるくらいの気持ちで治療してはどうですか?
正しく使えばステロイドは怖い薬ではなく、長期の使用も大丈夫です。膀胱炎も薬がよく効くのなら、なってから抗生物質を与える方向で良いのでは?」と言われました。
私にはステロイドも抗生物質も効かなくなったらどうするのか?
たくさんの薬を飲んで、内蔵まで悪くなって他の病気にならないのか?
こんな不安がありました。しかし、獣医さんは、アトピー性皮膚炎も膀胱炎もまだまだ薬はたくさんあるし効かなくなったら変えれば大丈夫です。
現状、まろんは元気だし膀胱炎もこの頻度ならそんなに心配しなくて良いのでは?と。
積極的にアトピー性皮膚炎の完治を目指すのではなく、このレベルの現状を維持することに目を向けましょう。
当り前のことを言われたように聞こえますが、まろんの痒みも膀胱炎の治療も、手探り状態が一生続くと恐怖になっている私には響きました。
具体的な目標を教えてもらえると、ホッとするものです。
まとめ
結局、高額な《アトピカ》は止め、3日に1度2錠のステロイドとシャンプー療法で治療しています。膀胱炎はなってから1週間薬を飲ませます。
このブログを呼んで下さる方の中にはアトピー性皮膚炎持ちのワンコで大変な方もいると思います。
- 長期的な薬を飲んでいても17才まで元気で長生きできること
- ステロイドとシャンプー療法である程度痒みを軽減できたこと
- 病気の原因は、結局わからない、ことがあるということ
を経験から伝えられればと思います。
現在はこのような感じで過ごしていますが、まだまだ心配はあります。
薬が効かなくなること、大きな副作用がやはり心配です。
現在も、ぼりぼりやってますし・・・
5日前にまた膀胱炎になり、現在も抗生物質を飲んでいます。
高齢犬なので足腰も弱くなり、歩くのもゆっくりになってきました。
このままの体調を維持して穏やかに過ごしていけることを期待して!!
↓ハゲルほど掻きまくった写真(かなり痛々しいです・・・)
↓最近の様子です。少し赤みがあり、皮膚は黒味がかっています。
けれど、この程度で《良い》レベルです
↓『アイスの残りをもらったのよ~』