黒柴犬まろん17才

ご長寿17才の黒柴犬とのおだやかでバタバタな毎日と病気などを記録

てんかん

 

てんかんとは?

犬のてんかん | アイリスプラザ_メディア

てんかんのはじまり

今回はまろんてんかんについて書いていきます。

まろんが初めてんかんを起したのは、2004年の秋でした。

3才のことです。この時はアトピー性皮膚炎にはまだなっていません。

夜中、寝ていた時です。突然、ドンドンッ、扉にぶつかる大きな音が聞こえたので飛び起きました。

電気を付けてみると、まろんがバタバタと苦しそうにもだえていました。

まろんを抑えていないと、腹ばいで動き廻る感じです。

(この行を消して、ここにピザのエピソードを書いてください)

 

急いで緊急病院にかかりました。

てんかんとはわからなかったので、このまま死んでしまうのではないか?という気持ちになっていきました。

しかし、やっとの思いで病院に着くと、今までフラフラと立てなかったのに、病院の診察室では普通に歩いていました。アレッて感じでした。

獣医さんからの診断は、てんかんでした。

すでに治まっていたため、特に治療もなく帰りました。

その日はドキドキして良く眠れなかったのですが、翌朝、まろんはいつも通りで、特に変化はありませんでした。

獣医さんは、てんかんはそのまま死んでしまうことは少ないので、慌てなくて大丈夫と、しかしなぜ起きたのかはわからない、と言われ不安になりました・・・

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オヤツがほしいよ~

2度目のてんかん

そのまた1ヵ月後、夜中にてんかんを起こしました。

今回も夜中にドンドンッという音に起こされ、同じようにまろん

苦しそうに横たわっていました。

よくよく様子を見てみると、

  • フラフラなのに、立ち上がろうとしてどこかに移動しようとする
  • 目が小さくなっている
  • 白目をむく
  • 前足が両方とも前に上がってくる。小さく万歳?
  • おしっこをもらす
  • 意識がない様子
  • 意識がないのは2~3分くらい 立ち上がるまでには15分弱かかる

てんかんだと分かっていても、本当に心配で不安になる症状です。

症状がある程度治まるのを待って、病院に行きました。

やはり、病院に着くころには症状は良くなっているため、病院帰りはまろんも歩いて帰ってきていました。本当に普通のまろんです。

病院では発作がおきた時のために、発作を軽減する(座薬)をもらいました。

 

てんかんの原因

発作を起こす原因がある場合はそれを避ける必要があります。

ワンコによっては雷や大きな音とか、反応する原因がある場合もあるようです。

私がそのときに思い当たったのが、気圧の変化です。

私自身、気候の激しい変化や気圧で偏頭痛が起きます。

あ~台風シーズンだからだ!!と思いたかったのですが、この後、何の前触れもなく

まろんてんかんは続きました・・・

てんかんの頻度

まろんてんかんはその後、1ヶ月で2回の時もあれば、2ヶ月に1回の時など、全く予測のつかないものでした。

ほとんど夜中だったのですが、半年を過ぎた辺りから、夕方でも起きるようになっていきます。発作には軽い、重いがあり、ウンチをもらす時もあり処理が大変でした。ひきつけの反射的な反応で出てしまい、さらに動き廻ろうとするのでウンチを踏んでしまうのが怖かったです・・・しかも、てんかん発作が起きた時に座薬を打つのですが、タイミングによっては座薬の効果がない。。。

てんかん対策

いつ起きるのかわからないため、てんかんセットを作ってトイレットペーパーや手袋、薬、ごみ袋などを用意しておきました。

てんかん中のまろんは様子をみていないと、ばたつきながら移動しようするので、ぶつかっても大丈夫なように、あぶない物はよけました。

意識がもうろうとしているため、触らない方が良いというサイトもありましたが、

まろんは噛み付いたりしない様子でしたので、身体に手を当てながら様子を

見ていました。

てんかんの治療

てんかんと診断されると、頻度や症状によってMRIで脳の精密検査や血液検査が必要となってきます。

まろんは血液検査をしてもらいましたが、特にこれといった異常はなく、内臓も問題なしとのことでした。

MRIまでは大変だったので、まずは、発作の症状を軽減させるために座薬を処方されました。てんかんが起きた時に対応していくことになりました。

てんかんの頻度が酷くなれば、本格的な投薬治療でしたが、ギリギリのところだったようです。

てんかんの症状

軽いとき
  1. 不安そうに寄ってくる
  2. 伏せの状態で顔が引きつる
  3. 固まっているけど意識はある様子
  4. おしっこもウンチも漏らさず
  5. 2分くらい引きつっているが7分後には普通に歩ける

 

ひどい時
  1. ふらふらして、不安そうに近寄ってくる(意識あり)
  2. 意識がなくなる様子
  3. 顔も身体も引きつり、前足が2足ともあがってくる(小さく万歳)
  4. 目が白目をむく
  5. よだれ、おしっこ、ウンチがでる
  6. 3分くらいこの状態
  7. 少しずつ落ち着き、15分くらいで普通に歩きだす。

 てんかんの終わり

てんかんになってから2年間くらいはドキドキとてんかんに怯えていましたが、しばらくすると少し慣れてくるもので、起きる時は起きる!!と、

腹をくくれるようになってきました。

2ヶ月に1度くらいが平均的な頻度になっていました。

しかし、短い時は1週間に2回の時もあり、不安で怖かったです。

子供が産まれた後は、子供の世話とまろんてんかんが本当に大変でした。

子供の目が離せない時にまろんてんかんを起こすと、30分くらいは

まろんの様子に気を配ります。どちらも気になるのでドキドキでした・・・

しかし本当に不思議なことに2015年からこの2018年まで、

てんかん1度も起きていないのです!!

10年間以上、起きていたのに!!

何が理由かは全く分かりません。

その間にアトピー性皮膚炎や膀胱炎を患っていますが、てんかんは起きていません。

よく分からないけど、このようなてんかんもあるようです。

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